暑い日が続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
僕はと言いますと、来月から始まる劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』の稽古稽古の日々でございま・・

・・・ま、まぁ、飲んでもいますよ、ええ。
でも、ちゃんと稽古もしておりまするm(__)m
さて、そんな中。
稽古休みの日を利用して行って参りました。
『治天ノ君』にちなみまして、、、
大正天皇のお墓に!

ところは中央線高尾駅。

わりと普通の町。高尾。意外と車も多い。
こういうのを想像していたのに。。
↓↓↓

駅前にすぐ山じゃないんだな。。
まあ、そりゃそうか。
到着したのはちょうどお昼時。
まずは腹ごしらえを。。ってなったら、高尾ですもの、あんた、

蕎麦でしょ。
ということで、

すすっときました。とろろのね。ずるるっとね。
大正天皇は蕎麦が好物だったそうですから、なかなかいい場所に眠ってらっしゃるのかもしれませんな。
お蕎麦、おいしゅうございました。
さて、高尾駅から大正天皇の眠る多摩御陵まではちょっとばかり歩きます。
こんな感じ。

まずはてくてくと甲州街道を歩きます。
緑の並木がきれいです。
写真を撮ったタイミングが良くなくて全然写ってませんが、結構車がブンブン通っておりました。
しっかし、いい天気♪・・・を通り越して猛暑。。
汗だらだら。
「町田街道入口」という交差点を曲がりますと、

「陵南大橋」という大きな橋が現れます。
この辺りも車通りが多くビュンビュン飛ばしてます。
道の向こうに見えている緑の小山こそ御陵の一部です。
おおっ!来た来た!

ついつい大きな道なりに進んでしまいそうになりますが、
正解ルートは右側の下りスロープ。
で、下りますと、

急にシーンと静かになりました。。。
蝉の声だけがアスファルトに染み入っていきます。

左手に墓陵の一部を見つつ壁沿いに歩きます。

・・・って、あら?住宅地になっちゃったけど。。

え、大丈夫?だいぶ住宅地なんだけど。。。
ちょっとした不安を乗り越えて進みます。

急にドーンと開けた場所が!
そう!こここそが!

多摩御陵!
正確には武蔵陵墓地。
各個の陵墓はこのさらに奥にあります。

入り口を入ると砂利道と緑・緑・緑!
そして広い!空が青い!

明治神宮の入り口みたいな感じですが、
人は全然いません。
なかなかにのんびりして良いです。
おすすめです。
ほげほげと歩いて行きますと

道が二手に分かれています。

「左:多摩陵 右:武蔵野陵」
多摩陵は大正天皇、武蔵野陵は昭和天皇のお墓です。東陵は皇后のお墓です。
そうなのです、ここに来れば大正昭和両天皇に参拝することができてしまうのです!
お得!便利!きゃっふい!
まぁ、あんまり人は来てないようですが。。
ちなみに明治天皇のお墓は京都です。
大正天皇は初めて東京に(関東に)葬られた天皇なんですね。
さて、この分岐からもすでに見えていたわけなのですが、、、

おお!

おお!上の方に石の積んであるのが見える!
そう!あれこそが!

大正天皇多摩陵!
改めて正面から見てみましょう。

手前の鳥居が一般参拝用。
一般人はここまで。
柵の向こうの石段を上ると「特別拝所」
特別な人ってのが誰なのかはわかりませんが、
一般ピーポーの入れるところからはこの辺までしか見えません。
さらにその上に段があり、陵の手前に「皇族拝所」があるそうです。

拡大してみてもこれくらいしか見えません。大きい!
上円下方墳という形状です。
天智天皇陵をモデルにした明治天皇陵、さらにそれをモデルにしたのがこの大正天皇陵です。
明治天皇より以前には、この「上円下方墳」という形式はかなりマイナーだったようで、数えるくらいしか存在が確認されていないそうです。モデルになっている天智天皇陵も現在では「八角墳」に分類されています。
あああああ!古墳!
古墳、いいかもしれない。。

お墓なんだけど鳥居がある。
手を合わせたらいいのか?柏手打つのか?どうなんだろう?
わからんので、ここはやはり、

礼っ!!
公演を見守っていただけるようお願いいたしました。
そして、

不敬だろうか?不敬かもしれんなぁ。。
でも、、記念に一枚撮らせていただきました。
ありがとうございました、陛下。

どうでもいいんですが、
陵墓前の広場の隅にはお巡りさんが常駐しています。
陵墓の前でウキウキと写真を撮りまくる怪しい中年男に対してかなーり警戒していたようでずっとこちらを見てらっしゃいました。
しかしまぁ、もし僕が警察官になって配属されたのがここだったら愕然とすると思います。
いくらなんでも暇すぎるだろ。。
さらに奥の方には整備された道路が見えています。
今後、今上天皇が崩御されたら、あの奥に陵墓を作るのかもしれませんな。
さて、
≪次回予告≫
貞明皇后、昭和天皇、淳香皇后にもご挨拶に向かう柳葉魚!
そして、高尾の町に隠された秘密を追及する!
夏の日差しにも負けず、フラフラと、ひたすらフラフラと歩く中年オヤジにちょっとだけ乞うご期待!
≪次回予告≫
ということで、またー!