2016年09月18日

『治天ノ君』の旅、経過報告。

『治天ノ君』の旅、北海道シリーズ終了しました。
ご覧いただいたお客様、各地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました!!

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相模原で幕を開け、幕別・琴似・富良野と巡演し、全体の4分の1が終わったことになります。
小劇場の通常の公演だともう終了する回数上演したわけですが、まだ残り回数の方が多いわけで。
これがとても面白い。
作品の強度がひと回り増したように思います。
強度?強度というかゆとりというかあそびというか。
(まぁ、未だにセリフ噛んだりしてますけど、僕は。。いやいや、そういうことではなくてね。。。)
俳優どうしのやり取りだったり気持ちのありようだったりが少しづつ変化している感じがします。
自分も、とある回演っていて、「あ、これはもうちょっと深く作れるぞ」という感覚?感触?みたいなものを感じた時がありました。
なんといいますか、「稽古でちゃんとやっていなかったことが出来るようになった」みたいな次元の低い事ではなくて、レベルが上がって最大HPが上がったから、現状のHP高められる余裕ができた。みたいな。
作品も成長していくんだなぁ。と実感しています。
逆に、本番は繰り返しの作業でもあるので「慣れ」てきて少しづつ「緩む」という側面もあるかと思うのですが、今回は「慣れる」前に会場が変わるので緩みの部分が出にくいような気がします。
会場が変わっても同質のモノが上演できるという自信(※)が作品の強度を上げ、強度が上がるのでまた自信になる。とうい良い流れが出来てるんじゃないでしょうか。

(※ 会場によって声・音の聞こえ、空間の広さ、感覚、とても違うのです。同じことをする為には少しずつ変えないと同質のモノにならないのです。)

さらに。ここで一つ思うのが、お客様との関係です。
ここまで上演してきて、本当にすごいなと思うのですが、カーテンコールに出て行って感動をもらって帰ってくる自分がいるのです。
いつもは「カーテンコールの時に不機嫌な顔をするな」とダメだしをもらう僕ですら自然に笑ってしまうし、時には感激して泣きそうになったりしているのです。
そうなのです、とにかく客席が温かい。
東京の公演だとそうそう感じられない温かさです。(※)
このお客様方には最良のモノを観ていただきたい!という想いが次の回に連鎖していくし、また自信が貰える。という良い関係。ビジネス用語で言うたらあれかwin-winつうんですかね。観客が演劇を育てるとはよく言ったものです。本当にありがたかったです。

(※東京のお客様は関係者が増えるのでやはり視点が厳しい。それがまた気を引き締めさせてくれるのでそれはそれで「観客が演劇を育てる」ですな。)


僕は旅公演の経験が少ないので、テンションと食欲が上がりっぱなしになってしまいました。
ご用意いただいた炊き出しといい、外食したものといい、、、食べ物旨すぎだ!
作品がひと回り大きくなったのは良いが僕の体がひと回り大きくなったのはどうかと思います。。
気を引き締めて、体も引き締めて、来週からの東海関西シリーズがんばってまいりますっ!m(_ _)m
posted by ししゃも at 10:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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