2011年01月29日

1月29日の夢

「あ。」息が抜けるようにあなたが言った。
「ん?」鼻に抜ける音で僕は聞きかえした。

「もやしが・・・」
「もやしが?」
「ん。もやしがヒザについてる。」
見ればあなたのズボンのヒザのところにもやしが二本ついている。

「あれまぁ」僕はあなたのヒザのところをポンポンと叩き、もやしをはたき落とした。
すると、あなたは笑ったような怪訝なような顔で「んー。そうゆうことじゃ、ないんだよなぁ。」

「あ゛ん?」よく意味が分からずあなたの顔を見た。
あなたはあいかわらず笑ったような怪訝なような顔をしてこっちを見ていた。

意味はやっぱりわからなかった。
けれどそれは、とてもいい表情だなと思った。
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2010年07月29日

7月29日の夢

お腹がすいたのでパンを買おうと思い、近所のパン屋に出かけた。
パン屋さんはわが家の近くにあり、数百メートルの距離だ。歩いても数分とかからない。
家を出てのんびり歩きはじめると、けたたましいサイレンの音を立てて覆面パトカー数台が道路を閉鎖し始めた。
「何かあったのかしら?」
近所の人の会話を盗み聞きしたところ、昨日からテレビのニュースを騒がせているハイジャック犯が、これまた近所の小学校にたてこもったらしい。
幸い、今日は日曜日で児童たちはいなかったが、用務員の方が人質にとられたそうだ。
「怖や怖や」
歩き出す。
と、
件の小学校の校庭をズンズン校舎に向かって突き進むIさんを見つけた。
「わー!なにやってんだ、あの人は!」
Iさんの腕をつかんで引き止めると、
「なにすんのさ!」
と逆ギレだ。
「ハイジャック犯がいるから危ないよ」云々と説得を試みる。
「ハイジャック犯だって同じ人間だよ」
とIさん。
正しい。
正しいけれど論旨がずれてる。
「とにかく今はそっちに行っちゃダメです」無理やり引っぱって連れかえる。
「痛いなー。なら、お好み焼きをおごれ」
なぜ?なぜあなたを助けて僕がおごるのか?意味がわからない。
しかし、Iさんに意味など無用である。
お好み焼きをおごることになった。

狭いお好み焼き屋。
テーブル席が2つ、座敷席が2つ。
座敷席に座りお好み焼きを焼きはじめる。
Iさんのほかに、鬼太郎とネズミ男が一緒だ。

鬼太郎 「あのハイジャック犯、お好み焼きのこてを凶器に立てこもってたんだって」
ネズミ男「あー、用務員のおばちゃんはお母さんだったんだろ?」
Iさん 「だから大丈夫だって言ったのに」
僕   「すいません・・・」
ネズミ男「しかし、お好み焼きのこてで人は殺せないだろ」
鬼太郎 「まったくだ」

とんだハイジャック犯だ。バカバカしい。
そこへ、店のおじさんがお好み焼きの粉を持ってやってきた。

おじさん「はい、お好み焼き」
・・・
おじさん「あれね、ウチの息子とカミさんなんだ。ごめんね」

衝撃のカミングアウトだ。
僕ら四人は「いえいえ」「ありますよね、そういうこと」「そーなんですか」「それはそれは」と言葉にならない言葉を吐き、黙々とお好み焼きを焼いた。
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2010年01月05日

1月5日の夢

1.

目が覚めると、そら怖ろしい。
得体の知れぬ何かが、こちらを見下している。
そわそわと見下している。
カーテンの向こう側。夜中の窓にへばりついて、それはいる。
大きな眼を持った毛むくじゃらの獣、幸の薄さを恨んで死んだ女、米粒大の大量の虫々。

電気を点ける。

何かは少し窓から離れる。
それでもこちらをそわそわ見下している。

どうしたらいいのかがわからない。
ただただ、怖ろしくて、困る。



2.

イランとイラクの戦争は地球を壊すほどの勢いなのだそうだ。
坂の上では毎日大きな爆発が起こり、どちらの国の若者も、もう死に絶えたのだそうだ。
いったい誰が戦っているのだ?
疑問をよそに、毎日爆発は起こる。

坂を下って、大穴をくぐり、イランとイラクの下を通り抜け、向こう岸へ抜けた。
スイスランドは空も湖も青い。
のどかな景色だが誰もいない。
よくよく思えば、この国の人々も皆死に絶えたのだ。

さびしいことは悲しいことか。さびしいことは幸せか。

無音の中に風だけが吹く。
青い水面がそぞろに揺れる。
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2008年07月28日

7月27日の夢

胸騒ぎがした。

不安になって君に電話した。
繋がらない。
どうしようもなく怖くなって、君に会いに行った。

いない。
君がいない。

探して回る。
どこもかしこも。
地球上の思いつく場所全てを。

いない。

走り回る。
全ての物をひっくり返す。
尋ね回る。
地球上の全ての場所で。

いない。
君はいない。

何もない草原にたどり着いた。
息が切れている。
汗がたれてくる。
膝をつき、へたり込む。

静かだった。
音が消えている。
ふと顔を上げた。


空には地球が浮いていた。


あぁそうか。

地球は二つあって、一方に僕、もう一方に君が住んでいる。

僕の住む地球に君はいない。
君の住む地球に僕はいない。
それ以外のすべてのものは何も変わらず存在するのに。
それ以外のすべてのことは何も変わらず進んでいくのに。

あぁ、そうか。

ここに君はいない。

もう二度と、会えない。


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記録によると、ホントはコレ、去年の9月の夢。
書くのめんどくさくて放置してたんす。
そしたら『月の平均台』でちょっと似た感じのセリフがあってビックリ。
やっぱ書いとこうかなと思い直し、今日書いたってことなのです。
あ、どーでもいーっすね、んなこと。。。
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2008年04月12日

4月4日の夢

080404_1543~01.jpg

今日で地球は終わるらしい。

どうしたらいいのか分からなかったので、いつものように学校に向かった。
教室には誰もいなかった。
しばらく待ってみたが、誰も来ない。
とりあえず僕の席、教室の真ん中の列の一番前、教卓の正面の席に座った。
しばらくすると、担任のK先生がやって来て、地球が終わるので今日は休校だと告げ、自分も帰っていった。
学校中が無音だった。
することもないので、一人で歌を歌った。どこの国のものかはわからない。懐かしい歌。
と、教室の後ろのドアが開いた。
Aさんだった。
小学生の頃、僕はAさんのことが好きだった。
Aさんは今も小学生だった。
僕も今は小学生だった。
Aさんはそのまま僕の隣の席に座った。
それから二人で手をつないで歌を歌った。たくさんたくさん歌った。
窓の外には新宿の高層ビルがそびえ立ち、キラキラ輝いていた。
今なら死んでもいいと思った。

家では家族が皆でコーヒーを飲んでいた。
買ってきたロールケーキを切って、あれが大きい、これが小さいとやっている。
テレビには時代劇。主人公が悪を懲らしめている。
いつもの家族の時間だ。

その時、すべてが光に包まれ、辺りが真っ白に照らされた。

「あ、」と弟が声をもらした。
伯母が「終わるね」とつぶやいた。

一瞬が永遠に感じられて悲しかった。

みんなともっと、もっともっとずっとずっとずっと一緒にいたいと思った。
涙が出た。
声は出なかった。ただただ涙が出た。

そして、全ての暗闇が訪れて、
音もなく、
静かに、
地球が終わった。
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2007年02月19日

2月19日の夢

女とボウリングにやってきた。
ボウリングなぞ久しぶりなので、そわそわしつつボウリング場に入ってみるが様子がおかしい。
レーンが一つしかなく、長さは優に100メートルはある。しかも、ピンが一本も立っていないのだ。
「ピンが無くては何もできないではないか」と店員に苦情を言うと「それより先にタマを選んでください」と彼は答えた。
それもそうだなと思い、とりあえずタマを選びにいく。
が、タマもおかしい。
普通「13」とか「14」とポンド数が書かれているところに「387」とか「469」などと書かれている。数字が大きい。かといって重いわけでもない。どちらかというと数字と重さの関係はバラバラで基準がわからない。「211」より「502」の方が軽かったりもするのだ。
「普通のタマはないのか」と再度苦情を言うと、店員は「普通とはなんですか?普通などというものは存在するのですか?」と逆に聞いてきた。
もっともな疑問だと思い、適度な重さのタマを選んだ。
レーンに戻ると、女はその中ほどに立っていた。
「そこに入ってはいけない」と声をかけると、彼女はこちらを向いてニコリと微笑み手を振った。
その姿がとても愛らしく、止めるのを忘れて手を振り返してしまった。
すると、彼女はレーンの先にある暗闇にすーっと吸い込まれていってしまった。
「いけない」と思い、自分もレーンに踏み込もうとする。が、すぐに店員に抑えられ彼女を追うことができない。
「人が暗闇に吸い込まれてしまったのです。助けなければ」と訴えたが、店員は「レーンに入ることはできません」と答えるばかりだ。
どうしたらいいのかわからなくなり、とりあえず手当たり次第にタマを暗闇に向かって転がした。暗闇はタマを次々と音も無く飲み込んだ。転がすタマが無くなっても状況は何も変わらなかった。ただ手首に鈍い痛みが残っただけだった。
彼女の微笑みを思い返し、強く止めることができなかった自分を責めた。もちろん自分を責めたところで何も変わらなかった。
暗闇はひっそりと口を広げている。その向こうに彼女はいるのだろうか。
少し熱をもったような手首をさすりつつ、ただ暗闇を見つめるしかなかった。
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2006年07月01日

7月1日の夢

真っ黒い闇のなかで、その人は体を丸めて横たわっている。
泣いている。
僕がその人を深く傷つけたからだ。
わかっている。
でも僕には何もしてあげられない。
ただ遠くから黙って見ている。
僕も泣いている。
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2006年06月18日

6月18日の夢

風呂に入ろうと思い、ドアを開けた。
しかし、風呂では学生と思しき三人組が自主映画を撮っている。
眼鏡をかけた、小柄なデブ。これが監督風情の男。
ちょっとキレイな感じだけど、オタクの臭いがする女優。
普通を絵に描いたような普通の男。俳優。
全く知らない顔ぶれだ。
どうしていいのかわからず、見つめ合う4人。
「ここは僕の家だ」ということを軽く頭で確認してから「何やってるんだ?」と、声をかけてみる。
その声をきっかけに逃げ出す学生風の3人。2人は逃がすものの、監督の捕獲に成功する。
いろいろと監督を尋問してみた。
が「タテヨコ企画好きです」とか「横田さんをちょっと知っている」とか言ってどうにもはぐらかされる。
監督と話していると無駄にイライラしてきたので、とりあえず撮影していたビデオテープを取り上げて帰らせた。

後日、Tさんと監督が訪ねてきた。
どうやら謝りにきたらしい。
聞けば、Tさんと監督は大学の同級生だったらしい。というか、どうやら彼氏のようだ。
Tさんはとても愛らしい人なので好感を持っていたのだが、それだけにかなりガックリとくる。
謝りにきたわりに、僕の前でなんか楽しそうに話している二人を見ていると、ますます気がなえてきた。どうでもいいやもう、なんか、となる。
二人が帰りがけに監督の作った映画のビデオをくれた。見てくれってことらしい。
見てみる。
案の定、ひどい。
寝転がって、考える。
「もったいないなぁTさん。もうちょっといい男と付きあえばいいのに。」
・・・
やる気がなくなった。





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2006年05月01日

5月1日の夢

どこか地方の宿。
和風のしっかりした作りだが、古びていて何となく暗い。
その宿にある女と泊まることになった。
私はその女のことが好きだ。
通された部屋は二・三十畳はある大きな部屋で、どう考えても二人で泊まるには広すぎる。
何となく落ち着かないが、部屋の真ん中に置かれたテーブルでお茶を飲む。
気がつくと女がさめざめと泣いている。
どうしたのかと尋ねると
「この部屋は想い出が多すぎて、いられません」
と言う。
仕方がないので部屋を変えてもらい、他の部屋に泊まる。

朝、目が覚めると女は消えていた。
何故だかわからないが、女とはもう二度と会えないような気がした。
懸命に探してみるが見つからない。
宿の主人に頼んで、昨日女が泣いた部屋を見せてもらう。
ふと気になり、畳を一畳上げてみると、その下には古い日記が何冊も敷かれている。
調べてみると、他の畳の下にも日記が敷き詰められていた。
その日記はかなり古いもので、文字もところどころ読めなくなっている。
読んでみると、どうやらかつての住人が書いたもので、亡くなった夫に語りかけているような内容だった。書いた主ももう亡くなっているだろう。
読んでいて胸がつまるような気がした。
読み進めていくと、その日記は女が私に対して書き綴ったもののような気がしてきた。
やはりもう二度と会うことはできないのだ。
そう思うと、失ったものの大きさにただ泣くことしかできなかった。



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2006年03月08日

3月8日の夢

ねずみの親子がアパートに住んでいまして。
その部屋の隅っこには、ちょうどティッシュの箱くらいの大きさの紙箱がありまして。
紙箱の中にはとてもとても小さな猫が住んでいるんです。
ねずみの子供はそのとてもとても小さな猫のことが気になってしょうがないんです。
ある時、ふと紙箱を覗き込むと。
とてもとても小さな猫がとてもとてもとっても小さなノートに日記をつけていたんです。
もちろん、何が書いてあるのかはわかりません。小さすぎて見えないんです。
ねずみの子供はそれ以来、今まで以上にとてもとても小さい猫のことが気になるようになりました。
夜、ねずみの子供は布団にはいって考えました。
「あのとてもとても小さな猫は何を日記に書いたのだろう?あのとてもとても小さな猫は何を考えているんだろう?」
考えているうちに眠くなってきました。
「気になるなぁ・・・」
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